高速L1の競争において、Seiの立ち位置は単純ではない。世界で初めて本番稼働した並列化EVMという技術的な先行者でありながら、価格は2024年3月の最高値$1.14から9割以上下落し、2026年6月時点で$0.05〜0.07の範囲で推移している。市場が評価しているのは過去の実績ではなく、これから実機で証明されるかどうか不確実な性能だ。本稿では、なぜこの乖離が生まれているのか、資本がどう動いているのか、そして競合との差がどこにあるのかを、投資家の視点から分解する。
取引特化チェーンから汎用高速EVMへ転換した経緯と、その代償
Seiは2023年8月、Cosmos SDK上に構築されたL1としてローンチした。当初の設計思想は明確で、オンチェーンのオーダーブック型取引に最適化し、Ethereumのレイテンシなしにマッチングエンジン級の執行を実現することだった。つまり汎用チェーンではなく、取引インフラとして生まれている。
転機は2024年7月のV2アップグレードである。ここでGethを取り込んだ並列化EVMを導入し、取引専用チェーンからEthereum完全互換の汎用高性能チェーンへと性格を変えた。UniswapやAaveといった主要プロトコルのSolidityコントラクトをほぼ無改変で移植できるようになったことで、Seiは「Ethereumの開発者基盤」と「Solana級の実行速度」の両取りを狙う設計に舵を切った。
そして2026年、Seiはさらに踏み込んだ決断をしている。SIP-3と呼ばれる提案により、ステーキングを全面的にEVMへ移行し、IBC転送を無効化、CosmWasmを廃止して、年内にEVM専用チェーンへ完全移行する。取引所とカストディアンには2026年6月1日が移行期限として設定された。これはCosmosルーツとの決別であり、二重実行環境を維持する保守コストとコードの複雑性を捨てる賭けだ。
この転換には実害も伴う。Cosmos系で発行されていたUSDC.nは、SIP-3後にアクセス不能となるか価値を失うため、ユーザーは2026年3月末までにネイティブUSDCへの移行を迫られた。Yei FinanceやTakara Lendといった貸付プロトコルに供給されていた資産も、ポジションを解消してから移行する必要があった。エコシステムの一部を意図的に切り捨てる構造改革であり、移行コストはユーザーが負担する形になっている。
12,500 TPSから200,000 TPSへ──Gigaが書き換えようとしている性能の階層
現行メインネットの公称性能は、実効12,500 TPS超、ブロックタイム400ms、ファイナリティ約390msである。この数字を支えているのがTwin-Turbo Consensusと楽観的並列化(Optimistic Parallelization)だ。
楽観的並列化の要点は、開発者に状態アクセスを事前宣言させない点にある。Solanaの実行環境(Sealevel)が、どのアカウントに触れるかをトランザクション側で宣言させて並列性を確保するのに対し、Seiは大半のトランザクションが互いに独立しているという前提で、まず全部を並列実行してしまう。衝突したものだけを後からロールバックする。この設計が、Solidity開発者に追加の作法を要求せずに並列処理を実現している理由だ。
コンセンサス側のTwin-Turboは、ブロックを完全に受信し終える前から処理を始めるOptimistic Block Processingと、トランザクションの完全なデータではなく圧縮した要約を伝播するIntelligent Block Propagationで構成される。Tendermint系のprevote→precommit→commitという多段フローでは、通常バリデータは合意の確定を待ってから実行に入る。Seiはこの待ち時間を投機的な先行処理で埋めることで、約390msまでファイナリティを圧縮している。
Gigaアップグレードは、この性能階層を一段引き上げる試みだ。新コンセンサスのAutobahnはマルチプロポーザBFTを採用し、全バリデータが並列レーンでトランザクションを提案する。さらに実行と合意を別パイプラインに分離する非同期実行(asynchronous execution)を組み合わせ、5ギガガス/秒、200,000 TPS超、400ms未満のファイナリティを目標に掲げる。Sei Labsはこれを既存EVMメインネットの約50倍に相当する数字だと説明している。3つの改善要素のうち、最大のスループット向上をもたらすのは実行と合意の分離だとされる。
ここで投資家が区別すべきは、これらの数字がどの段階のものかという点だ。5ギガガスや200,000 TPSは内部devnetで到達した数字であり、実経済活動を抱えるパブリックメインネットでの証明はまだ済んでいない。SuiやSolanaの比較が示すように、理論値や制御された環境のベンチマークと、多様なアプリ負荷や敵対的条件下の実効性能は別物だ。
DAG型ではなくTendermint改良型を選んだ技術的背景
並列実行を謳うチェーンは複数あるが、Seiのアーキテクチャは競合とは出自が異なる。
SuiとAptosはNarwhal-Bullshark系のDAGベース合意とMove言語を採用し、並列実行を言語仕様レベルでネイティブに組み込んでいる。一方Seiは、Tendermintを改良したBFT合意と楽観的並列を選んだ。この選択の意味は、EVMバイトコード互換を捨てずに並列性を得るという一点に集約される。GethをコアSeiバイナリに組み込むことで完全なバイトコード互換を保ち、RPCインターフェースもEVMと同一にしたため、MetaMask、Foundry、Remix、Hardhatがそのまま動く。
速度を生んでいるのは並列実行だけではない。V2で導入されたSeiDBは、従来のIAVLツリー単体構造を「state store」と「state commitment」の2層に分離した。state store層は生のkey-valueへ低レイテンシで直接アクセスでき、冗長なメタデータを排除することでディスク使用量を桁違いに削減している。逐次実行EVMでは複雑なNFTミント1件が後続の無関係なトランザクションを全て待たせるが、Seiは実行・ストレージ・合意の3層をそれぞれ別個に最適化することで、このボトルネックを多面的に外している。単なる「並列実行チェーン」と一括りにできない理由がここにある。
MEVという新しい論点──Sednaが扱おうとしている問題
高頻度取引を自任するチェーンにとって、MEV(最大抽出可能価値)の扱いは差別化の核心になる。公開メンプールにトランザクションが流れる構造では、ボットが大口スワップを先回りして価格を動かすサンドイッチ攻撃が成立し、トレーダーは想定より悪い価格で約定させられる。HFT向けインフラを名乗る以上、この問題への対処は避けて通れない。
Sei LabsはGiga世代のブロックチェーンが従来とは異なる、未解明なタイプのMEVを生むとして、次世代チェーンにおけるMEVを扱う論文を公開している。そこで提案されているSednaは、マルチプロポーザ合意を符号化分散(coded dissemination)として具体化する設計だ。送信者がペイロードをrateless symbolへ分割し、各スロットで複数のレーンに配る。一定数のフラグメントが揃って初めてデコードと実行が可能になる「until-decode」プライバシーによって、約定前の情報漏洩を抑える。研究では、現実的なパラメータでMEVコストを取引価値の0.04%まで削減できるとされている。
ただしこの設計には未解決の論点が残る。レーンの一定割合を支配するカルテルが、自分宛のフラグメントを受け取りつつ意図的に確定から差し控えることで、複数スロットにわたる情報上の優位を得られる余地がある。Sednaが閾値暗号ではなく組み合わせ的なアプローチを採る以上、符号化フラグメントを受け取った仲介者がそれを開示するインセンティブを持つかどうかが、設計の成否を左右する。MEV対策は「公開メンプールを隠せば解決」という単純な話ではなく、誰がいつ何を見られるか、そしてその主体がどう動機づけられるかという問題に行き着く。Seiがこのレイヤーでどこまで実装を進めるかは、トレーダーがチェーンを選ぶ際の判断材料の一つになる。
ステーブルコインとRWAに資本が向かう理由と、その集中リスク
Seiへの資金流入を語るとき、DeFiのTVL以上に注目すべきなのがステーブルコインとRWA(現実資産)の動きだ。これらはDeFi利回りとは別の経路で資本を引き込んでいる。
オンチェーンデータでは、Seiの日次ステーブルコイン出来高は数十億ドル規模に達し、ネイティブUSDCは10日間で1億ドル超がミントされた局面があった。USDC on SeiはBinanceで取り扱われるようになり、RWAは60日で3,000万ドルへ到達している。Sei Development Foundationによれば、ステーブルコインの時価総額は2026年に過去最高の約3億3,000万ドルを記録し、5月の月間ステーブルコイン取引高は数十億ドル規模に上った。Seiが自らを「機関グレード金融の決済レイヤー」と位置づけ、共同創業者のJay JogがDevConでRWAトークン化を論じているのは、この資本経路を狙ってのことだ。
機関採用の足がかりも具体的に存在する。BitGoはSEIのカストディとステーキングをサポートし、SECにはCanary Staked SEIのETF構造が審査に入っている。さらにSei Development Foundationは、GENIUS法とCLARITY法を推進した下院議員Ritchie Torresの資金集会を共催し、米国の親クリプト政策へ能動的に関与する姿勢を見せている。規制の整備を待つのではなく自らロビーするという動き方は、他のL1財団とは異なる戦略の取り方だ。
一方で、この資本構造には脆さがある。RWAとステーブルコインの settlement medium がUSDCに集中していること自体が、単一ステーブルコインへの依存というシステミックな弱点になる。そしてDeFi側のTVLは、後述するように単一プロトコルへの偏りが極端に大きい。資本は来ているが、その分散度は高くない。
100バリデータと、速度のために支払っている分散性のコスト
高速L1はスケーラビリティ・トリレンマにおいて、速度を取って分散性を妥協する設計に傾きやすい。Seiも例外ではない。
アクティブバリデータ枠は100に設定されている。Ethereumの数十万規模と比べれば桁が違い、少数のノードに合意が集中する構造だ。Sei自身もこの問題を認識しており、2026年に公開したバリデータ選定ガイドでは、委任者に対してステークを2〜4のバリデータへ分散するよう推奨している。この推奨の裏には、バリデータ集中が単一障害点を生み、ネットワークがストレス下に置かれたときに連鎖的に問題化するという懸念がある。
同時期、Solanaのバリデータ数が短期間で65%減少し、ネットワークを停止させかねない脆弱性がパッチされたという事例が業界を揺らした。バリデータ経済が成立しなければ、トークン価格の下落や報酬の縮小に伴って運用者が撤退し、結果として分散性が損なわれる。Seiが選んだ100バリデータという設計は、性能と引き換えに、この種のリスクを構造的に抱え込んでいる。
競合との差──Monad、Sui、Aptos、Solanaの中でどこに位置するのか
EVM互換の高速チェーンという土俵で、Seiにとって最も直接的な競合はMonadだ。Monadは2025年11月24日にメインネットをローンチし、Coinbaseがホストした公開セールで2億6,900万ドルを調達、Paradigm主導の2億2,500万ドルを含む2億4,400万ドル超を別途集めている。10,000 TPS、0.8秒ファイナリティ、0.4秒ブロックを掲げ、ローンチ時点で300超のプロジェクトを擁していた。SeiとMonadは「Solidityをそのまま動かせる高速チェーン」という、ほぼ同一の開発者層を奪い合う関係にある。
SuiとAptosはMove言語による並列実行をネイティブに持つが、EVM非互換であることが開発者プールを分断する。既存のSolidity資産やツールチェーンをそのまま持ち込めないため、移行コストが実在する。この点はSeiにとって相対的な優位だ。Solanaは実効3,000〜5,000 TPS、TVLで数十億ドル規模という圧倒的なDeFiの厚みを持つが、Rustが前提となる開発環境がEthereum出身の開発者にとっての参入障壁になっている。
性能の数字だけを並べれば、GigaがメインネットでもしSeiの200,000 TPS目標を実機で達成すれば、EVMチェーンとして突出した最高スループットを持つことになる。それはL2が出せない性能を求めるアプリを引き寄せる差別化になりうる。だが「最速チェーン」というナラティブは、新規参入者が次々と「スケーラビリティを解決した」と主張する消耗戦の領域でもある。高性能L1が2022〜2025年のサイクルで最も悪いリスク調整後リターンを生んだという事実は、ナラティブ優位がいかに速く侵食されるかを物語っている。
SUIの連続停止が示す「速度より安定」への市場心理のシフト
高速チェーンの信頼性を測るうえで、競合の障害履歴は無視できない参照点になる。Suiは2024年11月にバリデータのクラッシュバグで停止し、2026年1月には約6時間、同年5月28〜29日には合計15時間超に及ぶ3連続の停止を起こした。5月の停止ではv1.72リリースで導入されたガス課金ロジックのバグとバリデータのランダムネス状態のバグが原因とされ、混乱の渦中で約36.7億ドルの時価が消失した。
対照的に、Solanaは初期に複数の長時間停止を経験したものの、バリデータ協調と緊急対応の改善を経て、過去18か月間はフルネットワーク停止を起こしていない。この対比から業界に広がっているのは、公チェーン競争の核が「誰が速いか」から「誰が安定し、予測可能か」へ移りつつあるという認識だ。DeFiプロトコルや機関ユーザーにとって、TPSの絶対値よりも予測可能な稼働の方が実務上の意味を持つ場面は多い。
Seiについては、現時点の調査範囲で同種の重大なネットワーク停止の報告は確認できていない。これは「停止実績が乏しい」という事実として記述できるが、Giga移行という大規模なプロトコル変更を控えている以上、Suiの事例が示す「アップグレードに内在するリスク」は他人事ではない。アップグレードのテストパイプラインがどこまで堅牢かは、200,000 TPSという数字以上に投資家が見るべき点になる。
SEIトークンの需要構造とインフレ希薄化の力学
SEIには確定した4つの役割がある。ガス手数料の支払い、ネットワークを担保するステーキング資産、ガバナンス参加、そしてネットワーク報酬の分配だ。最大供給は100億トークンで固定され、流通供給は約67〜68億(総供給の約67%)に達している。ステーキングのアンボンディング期間は21日、報酬率は2025年で年8〜15%程度を推移した。
ここで投資家が冷静に見るべきなのは、このステーキング利回りの中身だ。報酬はガス手数料と、これまで割り当てられていたトークンのアンロックから来ている。つまり純粋にネットワークの利用から生まれた有機的な収益ではなく、その一部は新規供給が流通に入ることによる希薄化を意味する。非ステーカーは毎回の発行で持ち分を薄められ、複利運用しないステーカーは複利運用するステーカーに対して相対的に目減りする。名目APYが9%でも、それを上回る価格上昇がなければ、ドル建てで意味のあるリターンは生まれない。
供給面の圧力は具体的だ。総供給は2031年8月に完全アンロックされる予定で、ピーク期には月1.5〜2億トークンが解放される。そして現時点でインフレを相殺するバーン機構は存在しない。Giga後にガバナンスを通じて手数料バーンを導入する技術的余地はあるとされ、財団やステーキングDAOによる買い戻し・バーンの可能性も以前から議論されているが、2026年5月時点で買い戻しプログラムは公式に発表されていない。トークン需要が使用量に依存し、その使用量が供給増を吸収できるかが、価格低迷の構造的な背景にある。
誰がSeiを使い、なぜ資本が動いたのか
Seiの実際のユーザー層は、設計思想を反映している。最初の本命はトレーダーとHFTだ。400msファイナリティ、バッチオークション、フロントランニング耐性を備えた執行環境は、機関とリテール双方の高頻度取引に向く。次に、Ethereumから資産を持ち込むSolidity開発者。そしてBitGoのカストディやETF申請を入り口とする機関、Xiaomiのウォレットプリインストールを経由する消費者だ。Xiaomiは世界第3位のスマホメーカーであり、数百万台にネイティブSeiウォレットを搭載してP2P決済とdApp接続を可能にする提携は、実需の試金石として観察する価値がある。韓国の日常決済を狙うTMO Labsとの統合も同じ文脈にある。
資金流入の触媒として効いたのは、複数の独立した材料だ。MetaMask統合によってウォレット数は830万へ拡大し、ローンチ以来の累計トランザクションは数十億件、累計ウォレットは9,000万を超えた。Gigaロードマップの公開後には15%の価格上昇と1億3,300万ドルの出来高急増が観測されている。Giga、Xiaomiプリインストール、TMO Labs提携、ETF申請という4つの材料が並走している構図だ。
ただし、資本流入と価格・TVLの動きには無視できない乖離がある。2025年Q1には価格がQoQで56.5%下落する一方、TVLは73.7%成長した局面があり、資本が投機ではなくインフラ需要で動いた可能性を示した。だがその後、TVLは2025年7月の約6.26億ドルというピークから、2026年4月には大幅に縮小したと報告されている。DeFiのTVLは依然として単一の貸付プロトコルへの偏りが大きく、エコシステムの厚みという点では脆弱さが残る。資本は来たが、定着し分散したかは別の問いだ。
開発の現在地──VC、ロードマップ、まだ日程の定まらない要素
Seiは2021年、元RobinhoodのJay Jogと元Goldman Sachs・CoatueのJeff Fengによって創業された。資金調達は2022年8月のシードで500万ドル(Multicoin Capital、Coinbase Ventures、Delphi Digital、Hudson River Trading、GSRら)、2023年4月の戦略ラウンドで3,000万ドル(Jump Crypto、Distributed Global、Flow Tradersら)を集め、公開ICOを経ずにトークンを分配した経緯を持つ。バッカーにHFT系のトレーディングファームが並ぶ構成は、取引特化という出自と整合している。
開発は活発に動いている。2026年1月時点でコアリポジトリには「evmc」「giga」「OCC」を参照する複数のコミットがあり、実行層の最適化が進む。v6.5アップグレードは2026年5月に稼働した。一方で、ロードマップ上の主要要素には確定日程がないものが多い。マルチプロポーザのAutobahn、MEV対策のプライベートメンプールSedna、次世代合意層のHermes(ホワイトペーパー未公開)、そして性能をさらに詰めるWhitepaper v2は、いずれも「Coming Soon」の段階にとどまる。Gigaは2026年を通じて段階的に展開される計画だが、Autobahnがいつテストネットへ到達するかが次の試金石になる。複雑なロールアウトには遅延と実装リスクが常につきまとう。
投資家が追跡すべき指標
この案件を継続的に評価するうえで、見るべき指標は性能の主張そのものではなく、その主張がどこまで実機で裏付けられているかに集中する。
最重要はGigaのメインネット実効TPSだ。devnetの200,000という数字と、実ユーザー・多様なアプリ負荷下の数字との差が、投資論拠の土台になる。次にファイナリティの実測値で、HFTと決済の競争力の核がここにある。DeFi TVLについては、絶対額だけでなく単一プロトコルへの集中度を見る必要がある。アクティブアドレスは、ウォレット数の見出し(830万、累計9,000万)と実際のアクティブ数との乖離を確認する。手数料収益とP/F比は、時価総額が収益に対して割高かどうかの目安になる。バリデータ数とステーキング率は分散性の代理指標であり、トークンのアンロック純額とバーンの有無は、供給が需要を上回って価格を吸収していないかを測る。最後に、SIP-3によるEVM専用化の移行完了状況が、エコシステムが縮小に向かうのか拡大に転じるのかを示す。
数字は短期間で動く。価格、TVL、流通供給、直近のアンロックは、判断の都度オンチェーンと一次ソースで取り直すのが前提になる。Seiの物語は、技術は最先端、ナラティブは消耗戦、トークンは希薄化圧力の下にあり、勝負はGigaの実機証明にかかっている、という緊張関係の中に置かれている。